駿台国公立医学部医学科の偏差値表。最低でも東工大レベルは必要か。

駿台模試

一般的に国公立医学部医学科(以下国医と表記します)は、東大および京大に匹敵する難易度と考えられており、「東大+京大+医学部ランキング」のような高校のランク付けの記事もよく目にします。

しかし国医といってももちろん東大理Ⅲを筆頭に、難易度はバラバラなはずで、旧帝大の医学部は別格に難しいとしても、大学によっては入りやすい大学もあるはずです。

実際にどの大学がどれほどの難易度なのか、河合塾の偏差値表では2.5刻みで優劣が分かりにくいので、いつもの駿台模試の偏差値で比べてみました。

それではどんっ。

駿台国公立医学部医学科の偏差値

このデータを一つずつ拾ってまとめるだけでもまあまあ時間がかかったので、記事はあっさりめにしておきたいところです。

一応北から順に並べており、国立と公立に分けています。(特に深い意味はありませんが)

これで見ると、偏差値58というのが国医に必要な最低限の偏差値といえそうです。

というのも国公立医学部の場合、私立のように何度もチャンスがあるわけではないので、数うちゃあたる作戦は使えません。

とすると浪人覚悟でない限り、それなりに可能性のある挑戦をすることを考えると、上記のB判定偏差値は欲しいところです。

この58という数字は京大の理学部64、工学部平均63あたりと比べてもかなり低く、地方国公立医学部は京大レベルには届いていないといえそうです。

どちらかというと以前紹介した、東工大の偏差値がかなり近いのではないでしょうか。

東工大ももちろん理系では日本で3番手といえる大学なので難関なのは変わらないのですが。

大学を決める際には立地も条件になる人も多いので、参考になればと思います。例えば関西圏でのねらい目は、滋賀医科大学か和歌山県立医科大学。

少し範囲を広げれば、島根大学、徳島大学、香川大学あたりが候補に入ってきます。

まあどこでも狙えるくらいの持ち偏差値があれば行きたい大学に行けるわけなので、ひたすら努力あるのみです。

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