先日、Kちゃん(駿台英語偏差値64)に英語でボコボコにされたという記事を書きました。
何故そうなってしまったのか。理由が少し分かったので、記事にしてみたいと思います。
駿台全国模試における全国の科目別平均点(2022年高1第1回)
2022年高1第1回の駿台全国模試における全国の科目別平均点ですが、
- 英語・・・82.0
- 数学・・・86.9
- 国語・・・85.9
- 英数国・・・254.9
このような結果となっていました。
このテストは200点満点なので、だいたい4割を少し超える程度になるように作られているのでしょうか。
科目による違いはほとんど誤差といっていいレベルで、作問者が受験生の力量を完全に把握してうまく調整しているプロの仕事を感じます。
流星(長男)の通っている高校の科目別平均点
そして、流星(長男)の通っている高校について。全員受験ではないので参考までにしてください。
科目別平均(小数点は四捨五入しておきます)ですが、
- 英語・・・81(-1)
- 数学・・・102(+15)
- 国語・・・104(+18)
- 英数国・・・286(+31)
となっていました。(四捨五入の関係でズレがあります)
まずこの時点で言えることは、
数学と国語は全国平均をそれぞれ15点以上上回っているのに対し、英語がほぼ平均しかない
ということです。
これは今の高1だけではなく、この学校の他の学年もこのような傾向があるらしいのです。
中学入試には英語の試験はありません。算数と国語がそれなりに出来る子たちが入学してくるわけで、ある程度得意なのも納得です。
一部の学校には帰国子女枠もあると思いますが、英語が中学入試にあるような学校はほとんどないと思うので、基本中学に入ってから英語はやると思っているわけです。
それにもかかわらず数学と国語でこれだけ平均を上回れる子たちが、英語ではほぼ平均。それって学校として英語の教育がうまくいっていないのでは・・・と言いたくなります。
ライバルKちゃんの通っている高校の科目別平均点
こちらも全員受験ではありませんので、参考値となります。
- 英語・・・107(+25)
- 数学・・・85(-2)
- 国語・・・93(+7)
- 英数国・・・285(+30)
まず、中学受験の偏差値では
流星の学校>>Kちゃんの学校
なので、3教科の合計がほぼ同じであることにびっくりしました。追いつかれてるやん・・・というのが正直なところです。
さらに一番衝撃的だったのは、英語の平均点でとんでもなく差をつけられているという事実です。
Kちゃんが英語ができるのは、通っている学校の英語教育が素晴らしいから、という理由が大きいです。
かといっていまさらどうしようもない事なので、やれることをやるだけです。応援よろしくお願いします。
コメント