中学入学時の成績と卒業時の進路(大学)に相関はある?

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なかなか興味深いデータがあるので、紹介したいと思います。

ここに同じ中高一貫校に通っていた14人のデータがあります。ソースはと言われても困るので、信じてもらう以外ありません。

中学入学時の成績といっても、中学側が入試の順位でつけた成績ではなく、小学生時代の模試の成績をベースにしています。

この14人の小学生の時の模試の成績を上から順に並べ、1位~14位まで順位をつけます。

この模試とは四谷大塚の合不合判定テストですが、1回のみの偏差値ではなく、6回の平均値で順位づけしているので、かなり信頼性は期待できます。

ちなみに1位の子は女子(Aさんとしましょう)ですが、平均偏差値が約73という僕からしたらいい意味で「モンスター」です。

合不合判定テストの偏差値が73というのは、日本全国のどの中学でもA判定が出るレベルです。例えば関東の最難関「桜蔭」が71、関西の最難関「洛南」も71でした。

結果Aさんがどの大学に進学したかというと・・・。

関西最難関医学部医学科でした。(明言は避けましたが察してください。)

その他の2~5位の子たちの進学先も流石という感じで、

  • 2位・・・地方国公立医学部医学科
  • 3位・・・日本最難関大学理系(理3ではない)
  • 4位・・・難関10大学のどれかの医学部医学科
  • 5位・・・地方国公立医学部医学科

に全て現役で進学したそうです。

逆に言うとそれ以外の子たちは、東大、東工大、阪大、国公立医学部医学科を受験している子もいますが、浪人を強いられております。

僕が見たデータがたまたまそうだった可能性は否定できませんが、少なくともこのデータからは相関があると言えるでしょう。

ちなみに上の14人とは全く関係がないのですが、別の学校の子で合不合の平均偏差値が約47の子がいました。

この子の進学先は関西最難関大学工学部だったので、中学入学後に相当頑張ったのだと想像がつきます。

ただ、これはレアケースであり、合不合の平均偏差値が50を切っている子の場合、難関10大学クラスの大学に進学するのは厳しいことが分かります。

まあうちの子も合不合偏差値は良い方ではなかったので、相関がない方が嬉しかったんですけどね・・・。

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