中高一貫の私立中学を退学するという選択

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現時点で我が家に当てはまるわけではないですし、デリケートな話題なのですが、せっかく中学受験をして入学した学校を退学する子はやはり僕の周りにも一定数います。

中高一貫の私立中学を退学する理由

理由として挙げられるのは、

  • 学校のレベルについていけない
  • 人間関係がうまくいかない

というのがよくあるパターンですが、家庭の事情や病気などのケースもあります。

例えば学校のレベルについていけなくなってくると、どうしても授業が分からず、退屈に感じるでしょう。その結果学校が楽しくなかったりするわけで、理由は複合的なものとなっていくわけです。

中高一貫の私立中学の退学率

これは完璧なデータではないので、あくまで参考程度にみてほしいのですが、現在流星(長男)が通っている学校における、中退者の割合を考えてみたいと思います。

計算式はこうです。

中3の学年末テストを受けた人数÷中1の1学期中間テストを受けた人数

代入した具体的な数値は伏せますが、この値が94.5%となりました。

この式だと、「中3の学年末は受けたけど別の高校に行った子」がいた場合、数に含まれないことになりますし、「コロナにかかっていて全てのテストを欠席した子」もカウントされないことになるので微妙なのですが、少なくとも5.5%の生徒数の減少が見られました。

この数字は中学入学後の3年間でいなくなった割合なので、高校卒業まであと3年あることを考慮すると、場合によっては10人に1人くらいまでいくのかもしれません。

他人事ではない

もちろん公立の中学だったとしても、登校拒否で学校に行かない子もいるので、中高一貫校だけに当てはまる話ではありません。

しかし中学受験の場合、親の意向で受験することが多いと思うので、それで進学した後にこのような結果になってしまうと、親として責任を感じてしまいます。

中学受験では父親と母親の意見が一致するとは限りません。どちらか片側の意向で進めた場合、無事合格できたとしても、学校にうまく順応できなかった時に、夫婦間に亀裂が生じることもあるようですし。

現在、詩音(次男)が中1にして早くも深海魚予備軍であることをお伝えしましたが、ここは早めに手をうっておかないと、

  1. 勉強が分からなくなる
  2. 授業についていけず暇になる
  3. 膨大な宿題が頑張っても終わらない
  4. 自己嫌悪になる
  5. 学校がつまらなくなる
  6. 辞めたい

このような負のスパイラルに陥りかねません。

一応我が家としては第一志望の学校に入学しましたが、ここで終わりではなく新たなスタートに過ぎないのです。

中学、高校での生活を充実したものにしてほしいのが親の願いですから、「よく学び、よく遊べ」の精神で学生生活をエンジョイしてもらいたいものです。

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