赤本と青本の違い

流星(長男)高1

大学入試の過去問で、一番有名なのは通称「赤本」と呼ばれるやつです。大学受験で過去問演習をすることになる際には、ほとんど全ての大学に関して出版されているので、当然多くの受験生がお世話になるのですが、赤本には決定的な弱点があります。

それは特に学校によっては「解説が詳しくない」という点です。ひどい場合には、解答しか載っておらず、記号で答えが羅列されているだけの場合も珍しくありません。

以前パスナビというサイトで過去問が印刷できるという記事を書きましたが、その過去問解説も程度は同じようなものです。

せっかく頑張って問題を解いたのに間違えた問題の解説がないと、その問題を解けるようにならないわけで、やった意味が半減します。

そこでオススメなのが、通称「青本」という過去問集なのです。

青本とは駿台が発行している過去問集で、解説がかなり詳しいのです。なので青本が発行されている大学を受験するのであれば、青本で演習する方がベターだと思います。

ただし、青本にも弱点がありまして、それは、ほとんどの大学には青本が存在しないということです。

日本の大学の数ってそもそも何校くらいあると思いますか。気になって調べてみたところ、現在790校のようです。

その中で青本が存在する学校は、おそらく12校しかありません・・・。割合にしておよそ1.5%程度なので、一般的に多くの人には関係がないと思われがちです。

しかしこの記事にたどり着いているという人にとっては、関係がある人も少なくないと想像します。

ちなみにその12校ですが、いわゆる国立難関10大学と呼ばれる東大・京大・北大・東北大・一橋大・東工大・名古屋大・大阪大・神戸大・九大。および私立の雄である早稲田大学・慶應義塾大学の2校をあわせた12校です。

現在高1の長男は、ギリギリ神戸大学を目指せるくらいのレベルなのですが、2年後にどうなっているのかは未知数です。志望校の過去問対策に青本を買えるように頑張ってほしいところです。

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