医者にフォーカスした漫画というのは、「ブラックジャック」をはじめ、「医龍」や「コウノドリ」など、けっこうあると思いますが、この漫画は医学部での学生生活に焦点を当てています。
(医学部医学科の話です)
学校での勉強ができる子にとって、医学部というのは進路の一つとして十分魅力的であり、特に将来のビジョンが明確ではない場合、とりあえず医学部という選択をするパターンは少なくないです。
だけど実際に入学してから思ってたのと違い、あれほど努力して入学したのに中退するというケースもあります。
僕の知っているケースでも、進学校出身で多浪し、念願かなって入学できたのに、数年して医大を辞めてしまったという例もあります(具体的な年数は避けておきます)。
なぜ辞めることになったのか、詳しくは分かりませんが、医学生としての生活が耐えられなかったのでしょう。防衛医大などは厳しさもあって特に多いらしいですが。
というわけで、入学後に後悔しないためにも、医学生の生活を読めるこの漫画は貴重だと思います。あらすじを軽く紹介すると。
頭がいいという理由で、なんとなく医学部に入学した円千森(マドカチモリ)。円はこのまま将来医者になるべきか否か悩んでいた。しかし、古堂真也(コドウシンヤ)教授との出会いにより、円の心境に変化が見え始める…!
グランドジャンプより引用
単に医学生としての生活を描くだけではなく、頭がいいという理由で、なんとなく医学部に入学したというところがミソでしょうか。ドラゴン桜の作者による医者の卵の物語です。
タイトルはドクターXのパロディだろと言わざるを得ないわけですが、中身は正統派です。医学部は入るのも大変だし、入ってからも上回生になればなるほど大変そうです。学力以外の適正があるかどうか、入学前に見極める一助となるのではないでしょうか。
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