英検2級リーディング対策。合格点を最短でとるためにすべき事を配点の偏りから考える。

英検

以前、分野ごとの目標を設定するという記事を書きました。

その中でもリーディング攻略をもう少し深掘りしてみたいと思います。

通常、定期テストでも模試でもそうですが、問題によって配点というのは違いますよね。古き良きセンター試験でも、当然問題ごとに配点に強弱がつけられていました。

センター試験の配点は?

詳細は省略しますが、センター試験では第2問Aに「文法、語法」問題があり、1問ごとの配点は2点でした。

それに対し、第3問~第6問は全て「読解系」の問題で、問題によって多少の差はあるものの、5~6点の配点でした。

そもそもなぜ配点が違うのかというと、「解くためにかかる時間」が違うわけです。

文法、語法問題は極論すると知ってるか知らないかです。知らない熟語は考えてもできるようになりませんので、基本1問あたり30秒で終わらせたいところです。

対して第6問は問題数が6ですが、最低15分は時間をかけて解きたいところです。とすると1問当たり2分半かかることになります。

高得点を狙う場合、結局全問解くことになるので、問題の優先順位などはあまり意識しなくてもいいかもしれませんが、時間内にすべて解ききるスピードを持ち合わせていない場合、かかる時間と配点とを天秤にかける必要があります。

英検リーディングの配点は?

英検リーディングの配点をもう一度貼っておきます。素点でいうと38点満点となります。合格に必要な点数はおおよそ23点です(受けた回やほかの技能の点数にも多少左右されます)

英検公式サイトより

ここで注目してほしいのが、端的に言えば、

  • 前半の20問 ⇒ 単語、熟語、文法の問題
  • 後半の18問 ⇒ 長文読解の問題

となっていることです。

これ配点が全て同じです。CSEスコアとかいうので650点満点にされたことでごまかされていますが、

単語問題も長文問題も1問あたりの配点が同じ

なのです。

結論

逆説的に言うと、「単語、熟語、文法の問題」の価値がセンター試験や模試などに比べて上がっているということです。その中でも英検は単語力の意味さえ分かれば解けるという問題が多くを占めるので、まずは第1問対策として

単語力をひたすらアップさせていきましょう。

>>英検2級 でる順パス単が王道ですね。

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