英検は従来型での受験をオススメする理由

英検

2022年度第1回の日程では、6月5日に英検準2級の1次試験を受け、20日に合否が発表されました。次は7月10日に2次試験があります。

無事合格できたとして、順調にいけば次の日程は

2022年度第2回は10月9日

2022年度第3回は1月22日

となっています(準会場とかでは多少前後しますが)。
これはいわゆる従来型の日程です。

コンピューターで受けるタイプの英検S-CBTという受験方式もあるのですが、それと比較してメリットとデメリットを紹介したいと思います。

年間の日程について

  • 従来型・・・年に3回、決まったタイミングでしか受けられない
  • 英検S-CBT・・毎週土日の好きなタイミングで受けられる

これだけ聞くと、英検S-CBTの方が自由に選べていいと思いがちなのですが、日程が決まっていることにより、いつまでにこれをやらないといけないという締め切り効果が作用するため、個人的には従来型オススメです。

例えば英会話教室なんかでも、毎週月曜日の8時からとか決まっていれば絶対に行くと思います。逆にいつでも好きな時に予約できるとか、サブスクみたいになっちゃうとまあ今日は疲れてるからやめとくか、となって結局自然消滅的に行かなくなってしまうんですよね・・・。←経験済み

受験ごとの日程について

  • 従来型・・・1次試験にリーディング、リスニング、ライティングの3技能を受験し、合格すれば2次試験でスピーキングを受験する2段階方式。3級以上の場合。
  • 英検S-CBT・・1日で全ての技能を受験する。

これもどっちがいいかは難しいのですが、2日も拘束されるのは面倒だと思う人は英検S-CBTだと思います。従来型のメリットは、対策を別々に取れるところ。つまりスピーキングの対策は1次試験合格後から取り組めばいいわけです。
期間が限られるので間に合うのかと思うかもしれませんが、1次試験を通過する能力があるのであれば、おそらく大丈夫でしょう。あくまでおそらくですが。

検定料について

検定料は年によって変わったり、級、会場によっても違います。一覧できる表があったので、公式サイトからパクっておきました。

英検S-CBTは面接の人件費がかからないくせに、従来型より高いとか意味不明です。安さを求めるなら従来型、しかも準会場で受けるのがベストですね。

リスニングの先読みについて

  • 従来型・・・リーディングとライティングの時間に余裕があればやりまくれる。罪悪感をもつ必要は一切ない。
  • 英検S-CBT・・多分無理なんじゃないかと・・・。

この違いはデカイのではないのでしょうか。

英検の詳細な結果が返却されたので弱点分析でも紹介しましたが、先読みの技術はボーダー上の受験者にとって生死を分かつ問題です。リスニングの先読みなんぞ必要ないという猛者以外は従来型一択でしょう。

スピーキングテストの違いについて

従来型・・・実際に面接官がいる対面方式。
英検S-CBT・・パソコン上で受験。しかもビデオ通話のようなものではなく、録画された映像が流れるだけ。

この違いもメチャメチャでかいのではないのでしょうか。ビデオ通話ですらないとか、従来型の面接に比べればS-CBT試験での緊張感は十分の一くらいで済むでしょう。そういう意味では合格しやすさはS-CBTに軍配が上がるかもしれません。でも僕は従来型を子供達には受験させたいですけどね、せっかくの経験として。

結論

どうでしょうか。従来型をオススメする理由をいくつか挙げてみました。もちろんS-CBT試験のメリットもあるのですが、それはまた機会があれば。

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