関西男子最難関中学7校の中で駿台模試を受験している学校は?

駿台模試

関東には御三家というくくりがありますが、関西には存在しません。そのかわりに、灘を頂点とした男子最難関中学7校という言い方があります。

関東の方にも分かりやすいように、四谷大塚の合不合80偏差値の表です。

灘(73)、東大寺学園(69)、洛南高等学校附属(69)、甲陽学院(67)、西大和学園(64)、大阪星光学院(63)、洛星(59)の7校が関西男子最難関中学7校です。

この表だけを見ると、洛星よりも上の偏差値の学校もあるように思えますが、日程やコースによって偏差値が違うため、この7校となっているようです。

それでこの7校が駿台模試に参戦しているのか、ということですが、今回の2022年第2回高2駿台模試の学校別受験者数の表には、65人以上受験した学校のみが掲載されており、正確には分かりません。

しかし学校として全員受験を推奨しているのであれば、65人は確実に超えてきます。

灘(受験せず)・・・1学年上の模試を受けているとかでしょうか。灘の知り合いがいないので分かりません(汗

東大寺学園(210人受験)・・・2022年の卒業生の数は200人ちょうどだったので、確実に全員受験しているとみていいでしょう。

洛南高等学校附属(359人受験)・・・2022年の卒業生の数は444人でした。そう考えると全員受験ではない気がしますが、洛南はスポーツも強いので、そういう生徒が別枠で入学しているせいであって、実際は全員受験といえるのかもしれません。

甲陽学院(195人受験)・・・2022年の卒業生の数は201人でした。体調不良で休んだ人が少しいたのかな、という程度で、全員受験ですね。

西大和学園(338人受験)・・・2022年の卒業生の数は375人でした。1クラス分ほど少なそうです。学年によって人数のズレが起こっているのか、模試の欠席者が多かったのか、詳細は分かりませんが、ほぼ全員が受験していると思われます。

大阪星光学院(179人受験)・・・2022年の卒業生の数は176人でした。全員受験確定です。

洛星(210人受験)・・・2022年の卒業生の数は207人でした。これも全員受験確定でしょう。

というわけで、なんと中学受験における関西男子の憧れの最難関中学7校中、灘を除く6校がほぼ全員受験で参戦しているという結果でした。

受験人数が少ない学校に関しては、各学校の上位クラスに所属している者のみが全員受験だったり、希望者のみ受験だったりだと思うのですが、それはそれでその学校の精鋭が集まっているわけです。

調べれば調べるほど、駿台模試の受験者のレベルの高さが分かると思います。

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