難関国公立大学に合格するためには、特に私立の中高一貫校が有利というのは、東大の合格者数などを見ると分かります。
しかし私立中学を受験しない人の中で最上位層が行く学校は、やはり進学実績がとてつもないわけで、最強の公立進学校はどこなのか、少し調べてみました。
色々見た結果、西日本代表は北野高校（大阪）、東日本代表は日比谷高校（東京）で異論はないでしょう。
どちらが頂点と言えるのか、ひとまずそれぞれの合格実績をHPからピックアップします。
どうしても立地の違いにより、大学群に差がついてしまいますが、難関10大学で主だった大学のみ取り上げていきたいと思います。
北野高校の進学実績2022
- 東京大学・・・14 (8)
- 京都大学・・・91 (65)
- 大阪大学・・・64 (54)
- 神戸大学・・・31 (22)
卒業生は312人。カッコの中が現役の人数です。
HPからは国公立医学部に何人合格しているかが分からなかったので、そこを正確にカウントできないのが残念ですが、上記4大学だけでも現役で149人合格しています。
ほぼ2人に1人の割合ですが、例えば京都大学に65人合格しているということは、冷静に考えて実際に受験している人数はもっといるわけです。
倍率を考えても少なくとも現役で100人以上は京大を受験していると思うのですが、そうやって見ると数字以上に凄まじい集団だということが分かります。
日比谷高校の進学実績2022
- 東京大学・・・65 (53)
- 京都大学・・・13 (10)
- 東工大・・・・7 (5)
- 一橋大・・・・9 (8)
- 国公立大医学部医学科・・・46 (31)
卒業生の数は322人で、ほぼ北野高校と同じです。
東工大と一橋大が思ったほど多くなかったのですが、その分国公立大医学部医学科の合格者ががっつりいました。
東大65人は私立の中高一貫校を含めても全国屈指の人数で、全国でも7位、公立高校の中では1位です。
サンデー毎日2022年3/27号には東大、京大の高校別ランキングが掲載されていますが、東大のランキングは試し読みでも見ることができます。
TOP10は日比谷高校以外は全て中高一貫校なので、そういう意味でも価値を高めていると言えそうです。
まとめ
どうでしょうか。北野高校の国公立大医学部医学科の人数がはっきりと分からないので、判断が難しいところですが、
個人的には北野高校が全国最強の公立進学校ではないかという見解です。
あとは「県立浦和高校」「横浜翠嵐高校」「旭丘高校」などもかなりの実績らしいです。この記事の人気があればさらに調べていきたいと思います。
追記：調べてみました。流石全国トップレベルの高校は格が違います。
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