今日の新聞に書いていたのですが、大学入学共通テストの確定出願者数は51万2581人だったそうです。
この数字だけではいまいちピンとこないのですが、去年は53万367人だったので、1万7786人減ったことになります。
毎年少しずつ少子化しているのは確実なので、その影響で毎年徐々に減っているのかと思いきや、過去の推移をみるとそうでもありませんでした。
推移をみると、1990年~96年までは右肩上がりですが、そこから18歳人口はかなり減っているわりにはそれほど志願者は減っていませんでした。
考えられる理由は、
- 私立大学には昔はセンター利用とかはなかったと思うのですが、それを利用して受験することが出来るようになった。
- 昔より大学に行くという選択が当たり前になってきて、より多くの割合の人が大学受験をするようになった。
といったところでしょうか。
特に現役の人数は2000年以降ほぼ横ばいになっており、想像していたグラフとは全然違うことが分かりました。
センター試験から共通テストになるタイミングではやはり浪人を避ける傾向があったように、現在の高1が受験する共通テストではまた少し変更があるようなので、2年後の受験者数も多少減るのではないでしょうか。
新しいテスト形式になる学年は対応するのが大変ですが、浪人が多少なりとも少なくなる(ライバルが減る)というのは1つ大きなメリットかなと考えます。
しかし今年生まれる赤ちゃんの数は80万人を切ると言われているので、20年後の受験者数とかはさらに減少していくわけですが、そう考えると恐ろしくなります。
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