コロナで自宅待機している間に、『偏差値40台から開成合格! 自ら学ぶ子に育つ おうち遊び勉強法』という本を読みました。
現役の東大生が書いている本などはよくありますが、高校生、しかも現役の開成生が書いているという点で、かなりレアな存在です。
一応本名ではないので存在はグレーにしていますが、誰かがその気になれば簡単に身バレしてしまうのではないでしょうか。学校の副業禁止とか、微妙に気になるところです。
それはいいとして、ぎん太さんのスゴイところは、塾に行きだしたのが小6の秋からということで、それまでは主に、四谷大塚の進学くらぶという通信教育で勉強していたところです。
実は我が家も次男の受験では小5まで進学クラブを使っていたのですが、最終的に到達できるレベルが開成というところが桁違いです。
この本はおうち遊び勉強法ということで、いかに日常の中の遊びと勉強の境目をなくすことの重要性を説いています。
たとえばしりとり。風呂に星座のポスターとか地名のポスターとかを張っておき、見ながら答えてもいいことにする。するとポスターに意識が向き、知っている言葉(覚えていなくてもOK)が増えるという仕組みらしいです。
特に読んでいて心がけたいと思ったのは、「やる気が出るほめ方」についてでした。
「えー、こんなことできるの、すごい!」と、びっくりして言う。これはわざとらしくならないように技術が要りそうですが、子供がある程度小さいうちは特にやる気を出してもらうために有効だと感じました。
ぎん太さん自身が開成ということで十分すぎるほど賢いわけですが、その弟がぎん太さんよりも相当賢いという記述が何度も見られました。おそらく開成か筑駒に進学しているのでしょう。
あと、この本のオススメポイントとして、基本的に8割程度は漫画で描かれているので、非常に読みやすいです。しかも本人が書いたということで、多才な才能がうらやましいですね。
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