我が家は今のところ、2人が中学受験を終えていますが、その際にやった過去問はおよそ
- 第1志望・・・11年分
- 第2志望・・・11年分
- 第3志望・・・6年分
という感じでした。
11年分とは前期日程の分だけですが、実際には後期日程もあり、その分も算数だけは8年分くらいやりました。
これが多いのか少ないのかは分かりませんが、ある程度塾主導でやってくれたので、これだけこなすことが出来たのだと思います。
さて大学受験の場合、旧帝大クラスの大学だと、難関校過去問シリーズというものがあり、「東大の英語25カ年」のように、かなり長い年の過去問を収録してくれているので、過去問集めが楽です。
- 東大、京大はおよそ25年(科目により27年とか20年とかもあります)
- 阪大、一橋大、東工大が20年
- 北大、東北大、名古屋大、神戸大、九大は15年
これらは国立難関10大学という位置付けですが、その中でもレベルが高い方が多くの年度を収録してくれています。
ちなみに東大と京大に関しては、入試詳解というシリーズが駿台から出ており、こちらもおおむね25年収録されています。
つまりこれらの学校を受験予定であれば、上記の年数が参考になると思うのですが、それ以外の学校の場合にどうするかです。
多くの年度をやるに越したことはないのですがいわゆる赤本にしても、学校によって収録している年数が違います。これも難関大学ほど多くの年数を収録している傾向があるように思います。
例えば早稲田の場合、学部ごとに赤本が分かれているのですが、だいたい5年分収録している学部が多いです。
5年分収録している場合、その分は当然やるわけですが、余裕があればさらにその前の赤本もやるべきなんじゃないかと思っています。今最新の赤本は2023ですから、2018もやると。つまり年度のかぶらない赤本2冊分というのが一つ優位に立つ目安かと考えます。
あまり過去に遡りすぎても、傾向が変わってしまうので、最近のものをやりたい場合、模試の過去問を収録したものがかなりオススメです。
駿台からだと、実戦模試演習というシリーズが出ており、たしか昔やった時は採点基準なんかも掲載されていた記憶があるので、どういうところに気を付けて解答を作ればよいかいい訓練になると思います。ただし東大、京大、阪大の3校しかないのが難点中の難点ですが。
河合塾が出版している入試攻略問題集も同様に冠模試の過去問を集めたものですが、こちらはもう少し幅広い大学のものがあり、旧帝大に加え、広島大学なんかもあります。
こちらは採点基準は無かったと思いますが、解説は赤本とは比べ物にならない詳しさなので、こちらも素晴らしいです。
いずれにしても志望校を決めないと話が進まないので、まずはそこからです。
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