10日ほど前にプライムステージという河合塾の模試を受けましたが、とりあえず問題と解説だけ返却されてきました。成績票はまだまだです。
それでまあ過去問を2年分ほどやっていたのでもちろん難易度は分かっていましたが、問題を見て改めて感じるものがありました。
例えば、同じ河合塾の全統模試は有名だと思いますが、その模試で2年前に出された英作文の問題がこれです。
何というか、かなり素直な問題という印象です。思いっきりヒントもあるわけだし、どのような構造の英語にすればよいのか、ある程度実力があればすぐに判断できるでしょう。
対して、今回のプライムステージ模試の英作文はと言うと。(直接写真を撮ったので画像が少し荒くてすみません)
特に(2)が難しいっていうか、高1に出していい問題じゃないと言いたいです。
気になる人がいるかもしれないので、一応(2)の模範解答を書いておくと、
Every time she failed to catch it with her paw, she looked as if she was a little dissapointed, and I found her very cute.
となっていました。
まずitではなくsheが使われていることに軽く驚いたのですが、「猫」を指し示す代名詞は女性代名詞が一般的と解説には書かれていました。ただし性別が分からなければitも用いられるとのことなので、今回はitでもよいと思われます。
また、前足という単語にpawが使われていますが、99%の受験生はこの単語を使えないと思いますし、いかに日本語を書きやすい英語に書き換えてから英作できるかという技術が問われる問題だなという感じでした。
もちろん難しいのは英作だけではないのですが、(期待できない)成績票が返却されてからまた振り返りたいと思います。
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