一体駿台模試を受ける学校というのはどのレベルの学校なのか、気になる人も多いのではないでしょうか。僕は気になりました。ですのでベストテン形式で10位から紹介していきたいと思います。
これは受験者数の多い順であり、平均点が高いとかそういうランキングではないので、ご注意ください。また、前回の記事でもいいましたが、今回のデータも高1(2022年第1回)の駿台模試のものです。
どれくらいスゴイ学校なのかを分かりやすく表記するために、偏差値を同時掲載することにします。
ですが、学校によって私立の中高一貫校だったり、高校から入学できる公立高校だったりと、一貫性がとれません。
賛否両論あるとは思いますが、偏差値の数値に関してはみんなの高校情報というサイトから引用させていただきましょう。
第10位 清風南海高校 292人 偏差値74
今年の清風南海の卒業生は323人でした。この数字は3学年分ずれていることになるので、詳細は分かりませんが、ほぼ全員が受けていると考えていいでしょう。
大阪の私立2番手、公立を含めると4番手というポジションですが、今年の主な実績は東大5、京大53、阪大24、国医(国公立医学部医学科)35など、トップ校ではないのに凄まじいものがあるのではないでしょうか。
第9位 帝塚山高校 302人 偏差値67-73
今年の卒業生は329人でした。比率的にもほぼ全員が受けていると見て間違いないでしょう。
奈良県の私立3番手というポジションですが、今年の主な実績は東大1、京大15、阪大20、神戸大14といったところです。十分進学校と言える実績ですね。
第8位 静岡高校 313人 偏差値71
今年の卒業生は324人でした。病欠の生徒以外は全員が受けていると見て間違いないでしょう。
基本的に関西以外の学校はそれほど詳しくないのですが、静岡県内でNo.1の学校のようです。
今年の主な実績は東大7、京大14、名古屋大17というところです。
私立の中高一貫校である帝塚山高校に勝るとも劣らない実績で、進学校確定です。
第6位タイ 大宮(埼玉)高校 353人 偏差値72-75
今年の卒業生は357人でした。全員受験確定です。
今年の主な実績は東大10、京大5、東工大15、一橋大10など。
埼玉には慶應と早稲田の系列校があり、そちらにトップは譲る形となっているようですが、埼玉の公立校では堂々の1位です。
第6位タイ 洛南高校 353人 偏差値72-75
今年の卒業生は444人でした。洛南はバレーとかも強いような気がするので、スポーツ枠の生徒は受験していないとかありそうです。詳しいことは分かりません(汗
今年の主な実績は東大10、京大76、阪大33、国医61です。
そもそも生徒の人数が多いこともあって、圧倒的京都No.1の実績です。特に京大の合格者数は地元ということもあり、全国でも3本の指に入っています。
関西中学受験界において、男子は灘がトップなのは周知の事実ですが、洛南は女子にとっての灘ポジション、つまり控えめに言って最強です。
まとめ
卒業生の人数、偏差値や合格実績などを調べていたらすごく時間がかかってしまいました・・・。
しかしこの5校を見ただけでも、受験者のレベルが実感できるのではないでしょうか。
そもそもこの記事、かかる時間の割に需要があるのか分からないので、需要がありそうでしたら続きを書きたいと思います。
ちなみに関西はあと2校残ってます。東の早慶、西の・・・。
以上、卒業生の人数、合格実績はサンデー毎日 2022年4月24日号より引用しました。
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