東大と京大を駿台偏差値で比べても差は歴然だった

駿台模試

先日東大が想像以上に京大より上だったという趣旨の記事を書きましたが、思いのほか好評だったのでさらに補足したいと思います。

前回の記事では河合塾の偏差値での比較だったのですが、河合塾は1つ大きな特徴があり、偏差値の刻みが2.5だということです。

例えば、東大のボーダー偏差値は以下のようになっています。

おおまかな難易度を知りたいときにはもちろん目安になりますが、文Ⅰ、文Ⅱ、文Ⅲ、理Ⅰ、理Ⅱの難易度を比べようとしても、すべて同じということになってしまいます。(理Ⅲだけは河合塾の偏差値でも別格ですが)

その点、駿台偏差値は1刻みなので、より詳しく難易度あらわしているわけです。

東大の駿台偏差値

東大駿台偏差値

B判定とは合格可能性60%以上の偏差値です。

河合塾の偏差値表では分からなかった文Ⅰ、文Ⅱ、文Ⅲ、理Ⅰ、理Ⅱの難易度の差が感じられると思います。誤差といえる範囲なのかもしれませんが、一応理Ⅰは理Ⅱより難しいとされているんだなとかが分かります。

それにしても駿台偏差値になると、理Ⅲの難しさがより際立ちます。

京大の駿台偏差値

京大の駿台偏差値

東大はシンプルで分かりやすいのですが、ほとんどの大学は学科ごとに細かく偏差値が違います。

京大は医学部人間健康学部が最も入りやすく、昔大阪桐蔭高校が高校の合格実績をよく見せるために、その学科を狙っていたという話を聞いたことがあります。真偽はわかりませんが。

それはさておいても、東大では最低でも64は必要だった偏差値ですが、京大では50台後半で複数の学科でB判定が出るようです。

これだとまるで京大が大したことないように見えてきませんか。でも京大が大したことないなんてありえないんです。

国公立大学の四天王は東京一工(東大、京大、一橋大、東工大)と言われていますが、この2校と京大を比べれば、京大のすごさも十分分かっていただけると思います。

次回、京大VS一橋大、東工大

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