同じ学校でも中学受験組と高校受験組の合格実績が圧倒的に違う件

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とある高校では、中学受験組の大学合格実績と、学校全体の大学合格実績が公表されています。

つまり、学校全体から中学受験組を引けば、高校受験組の大学合格実績が分かることになります。

そこで、気になる大学をピックアップして比較してみました。

ちなみに特定を避けるために「ある高校」としていますが、我が家の通っている学校ではありません。

一応「みんなの高校情報」というサイトにおける偏差値は66ですので一応地元ではそれなりの進学校なのですが、超進学校の実績を見慣れている人からすると物足りない実績であることは否めません。

過去3年間の合計の実績が掲載されているので、そちらで見ていきたいと思います。

人数についてですが、中学受験組80人、高校受験組240人のイメージです。

  • 東京大学・・・中学受験組1人、高校受験組0人
  • 京都大学・・・中学受験組4人、高校受験組0人
  • 大阪大学・・・中学受験組12人、高校受験組4人
  • 神戸大学・・・中学受験組3人、高校受験組4人
  • 大阪公立大学(大阪市立、大阪府立含む)・・・中学受験組22人、高校受験組29人

このことからわかるのは、

単純に中学受験組の方が人数が3分の1であるわけですから、それを考えると相当母集団の学力に差があるということ。そもそも高校受験組からは過去3年間で東大、京大が1人も出ていない。阪大、神大もいないわけではないが、学年トップレベルじゃないと厳しい。

現実的な目標としては、高校受験組の場合大阪公立大レベルでしょうか。

あ、でもこれはあくまでそれなりにハイレベルな関西の大学を中心にピックアップしただけで、偏差値の高い大学イコールいい大学とは言えないのかもしれませんけれど。

でもこういう実績を見せられると、やはり中学受験組が有利なのかなと思わずにはいられません。ほとんどの学校は中学受験組と高校受験組をあわせた進学実績となっていると思うので、こういうデータはもっと公表してほしいですね。

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