国公立最強の東大と私立最強の慶應義塾に両方合格したらどちらに行くか。という問いに対しては、ほとんどの人が東大と答えると思います。
大阪公立大学と早稲田大学を比べた場合、世間の認知度や評価、偏差値いずれも早稲田の方が上だと思いますが、実際に早稲田に合格していながら、大阪公立大学を選んだ人を知っています。
このように金銭的な面や、立地(家から通えるか、また関西なのか関東なのかなど)も関係してくるので、一概に偏差値だけでははかれないものがありますが、その2点が似ている場合、どちらを選ぶのか見ていきたいと思います。
早稲田法学部VS慶應法学部
私立最高峰の2校で比べてみます。
早稲田法学部 12% VS 慶應法学部 88%
例えば同じ法学部で比べた場合、早慶の両方に合格した際には、慶應の方が圧倒的にオススメのようです。
これだけ差があるということは、慶應の方が難易度が高いのかと思い駿台偏差値を見てみましたが、
- 早稲田法学部・・・63
- 慶應法学部・・・63
と全くの互角でした。何が違うのかよくわかりません。
明治大学政治経済VS早稲田人間科学
単純に大学名だけの印象は、早稲田>>明治だと思いますが、早稲田の下位学部と明治の看板学部を比べた場合、どうなるのでしょうか。
明治大学政治経済 66% VS 早稲田人間科学 34%
このように、大学名にとらわれずに明治大学を薦める声が大きいようです。
駿台偏差値ではどうなっているかというと、
明治大学政治経済・・・53~55
早稲田人間科学・・・55~57
となっていました。幅があるのは学科によるものです。法学部よりかなり入りやすくなる印象ですが、それでも明治に負けているわけではありません。
偏差値的にも入りやすく、オススメ度も明治の方が上であるなら明治を選ばない理由はありませんが、そもそも学部が違うのでこの2つを併願する人がどれだけいるものか疑問ですが。
まとめ
このように、早慶、MARCH、関関同立、日東駒専、産近甲龍あたりの学校群について、ダブル合格した場合のオススメ比率がサンデー毎日 2022年8月7日号に掲載されています。
中央大VS同志社大、同志社大VS関西学院大、日本大VS東洋大など、必ずしも偏差値通りにはなっていないのも面白いところです。
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