英語の長文を読んでいると、当然知らない単語というのが出てきます。この時に、
この未知の単語を覚えるべきなのかどうか、判断に困ることってないですか?
現在速読英単語入門編のディクテーションをやっていますが、入門編とはいえ、難しい単語がたまにまぎれています。
速読英単語は、そもそも単語を文章中で覚えていこうというコンセプトなので、覚えておきたい英単語が赤字になっています。ちょっと画像が汚いですが、こんな感じです。
赤くなっている単語に関しては、もちろん自分が知らない場合覚えていかないといけませんよね。
しかし黒字で知らない単語があった場合、その単語を覚えた方がいいのかどうか、なかなか判断が難しいと思うのです。
例えば上の文章でいうと、「superstition」「twitch」あたりが知らない単語だとします。
その際に解決のヒントになるサイトを紹介したいと思います。
要するに辞書サイトですが、調べたい単語を検索するとその単語のレベルも表示されるという特徴があります。
上記2つの単語を調べてみます。
- superstition・・・レベル7
- twitch・・・レベル9
ここでレベルとか言われても困ると思いますが、これはまず英辞郎のサイトのアルクが作成した、
「標準語彙水準SVL12000」をもとにしています。
「標準語彙水準SVL12000」(SVL=Standard Vocabulary List)は、長年にわたり学習教材・書籍を通じて英語学習者の皆さんをサポートしてきたアルクが、蓄積してきたさまざまな英文データと、多数の貴重な選考資料をもとに、日本人の英語学習者にとって有用であると思われる英語語彙1万2000語を選び出し、基礎から上級へと12のレベルに区分した段階別学習語彙リストです。
アルクのサイトより
つまり、最重要単語だと思われる1000単語をレベル1、次に重要な1000単語をレベル2・・・のように、1つのレベルごとに1000の英単語が入っているわけです。
大学受験に必要な英単語数は?
そもそも大学受験といっても受験する大学によって必要な単語数は異なるわけですが、ざっくりと以下のようになっています。
- 共通テストレベル:4000〜5000語
- MARCH・関関同立レベル:5000〜6000語
- 早慶・旧帝大レベル:6000〜7000語
自分の志望校が仮に関関同立だった場合、6000語覚えておけばいいわけですが、これをさきほどのレベルに当てはめると、レベル6までの単語は覚えておいた方がいいという目安になるわけです。
さきほどの例でいえば、「superstition」は覚える必要があるけど「twitch」は必要ない、ということです。いかがでしょうか。
これらの単語を3000語ずつ、つまり3レベルずつ収録した英単語帳もあります。
この本でいえばVol.2までの単語全て+Vol.3の最初の1000くらいが目安となります。参考までに。
- 究極の英単語Vol.1 初級の3000語 (TOEIC470以下/英検準2級以下)
- 究極の英単語Vol.2 中級の3000語 (TOEIC470〜730/英検準2級〜準1級)
- 究極の英単語Vol.3 上級の3000語 (TOEIC730〜860/英検1級)
- 究極の英単語Vol.4 超上級の3000語 (TOEC860以上/英検1級以上)
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