「大学で何を学ぶか」という本を読みました。
大学で学ぶべき4つのことを熱く語る!
「有名大学だから」「偏差値が高いから」「親や先生が勧めるから」という理由で大学や学部を選んではいけない! これまで1万2千人以上を採用してきた日本電産のトップである著者は警鐘を鳴らす。
そうした理由で大学や学部を選ぶと、大学に入ってもやる気が起きずに何も学ばずに卒業、深く考えずに企業を選び、入社後は五月病になりかねないという。
では、大学をどう選べばよいのか。大学に入る前に、自分が就きたい職業や、やりたい仕事を見極め、その夢に合致する学部、大学を選べばよい。夢や目標が見つからない人にはその見つけ方も、著者が伝授する。
また、大学では何を学べばいいのかについても詳しく解説。専攻分野に磨きをかけることに加えて、英語力、雑談力、ディベート力を身につける必要があると述べる。もちろん、身につけ方のヒントも掲載。
大学選びから大学での学び、友達づくり、仕事についての考え方、社会に出てから伸びる人材についてまで、充実した大学生活を送るアドバイスを多数収録。
大学で何を学ぶか
受験を控える高校生はもちろん、大学に入ったばかりの一年生から就活生、将来を考える中学生にも役立つ1冊です!
昔、どうしても「慶應義塾大学に入学したい」という子がいました。
その子は、「慶應義塾」という名前に憧れ、そこで何を学びたいかという視点が欠けていました。文系だったので、受けられる学部を片っ端から受験しました。
結局2浪して、「法学部」とあと一つ(どこか忘れました)の学部に合格し、「偏差値が高いから」という理由で「法学部」に進学しました。
無事「慶應義塾」を卒業後、今度は「獣医」になりたいという目標が見つかったらしく、結局再度大学受験を志すことになりました。「慶応の法学部」を卒業したくらいですから、能力はあります。しかし「獣医学部」は理系なので、数学や理科の勉強をしないといけません。
その後どこかの「獣医学部」に合格したという噂を聞いて、大したものだと思いましたが、それからどうなったかは分かりません。
このようにならないために、高校生の段階でやりたいことが決まっていればベストなのですが、流星(長男)はまだ見つかっていないようです。
なにかヒントになることはないかと思い、この本を読みましたが、著者がある大学を引き継いで、その大学では在学時に即戦力になるように鍛える。という主旨のことが書いてありました。
海外でインターンシップを経験させるとか、授業は全て英語で行うとか。
その大学は「京都先端科学大学」というところですが、今まで聞いたことはありません。だけど正直、読んでいて魅力を感じる大学でしたので、参考までに偏差値を調べてみました。
うーん。正直いって物足りないです。ちなみにBFというのはボーダーフリーの略です。
ボーダーラインの設定基礎となる前年度入試結果調査データにおいて
河合塾
不合格者数が少ないため合格率50%となる偏差値帯が存在せず
ボーダーラインが設定できなかった場合、ボーダー・フリー(BF)としています。
簡単に言うと、「偏差値が出せないほど不合格者数が少ない」わけですが、このレベルの大学に入学する生徒に英語ではない授業を英語で行って、授業になるのかという疑問がわきました。
でも企業経営者としては実績のある方ですし、何かやってくれそう感はあり、これからグングン伸びていくのかもしれません。大和大学同様、注目の大学ですね。
「大学で何を学ぶか」<<<試し読みはこちら。
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